ろう付けとは?

ろう付け (ろう付, ブレージング, brazing) とは、金属を接合する方法の一種です。
接合する母材と母材の間に母材の融点よりも低い合金 (ろう) を溶かし毛細管現象で浸透拡散させ、これを冷却・凝固することによって接合を行います。
ろう材を一種の接着剤として用いる事により、母材自体を溶融させずに接合させる工法です。
接合部の形状を工夫することによって母材以上の強度を得ることができます!

ろう付けについて、さらに詳しい情報は技術コラムも合わせてご覧下さい。
無酸化炉中ろう付けとは??(弊社のろう付け方法)

弊社の無酸化炉中連続炉
その中でも当社で行うろう付けはトーチやガスを用いる手ろう付けではなく、無酸化炉中ろう付けです。
還元性ガスを使用し大気と遮断された (= 還元雰囲気) 連続炉の中でワークを全体加熱し、ろう付けを行います。
そのため、雰囲気ろう付けとも呼びます。
無酸化炉中ろう付けの特長
- 強度が高い
- フラックスが不要のため変色・焼けがなく美しい仕上がり
- 全体加熱により歪が抑えられる
- 職人さんがいらない
- 工数が省ける
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ろう付け製品を素材別に見る
ろう付けとはんだ付けの違い
流入させる金属の融点が450℃以上・・・「ろう」流入させる金属の融点が450℃以下・・・「はんだ」
母材間に液体金属を流入させるという点では「ろう付け」と「はんだ付け」は同じ現象ですが、高温における作業性または接合部強度はろう付けが勝ります!
ろう付けの歴史
ろう付けの歴史は古く、古代エジプトのツタンカーメンの黄金マスクにも金ろう付が使われていたとか!古くから装身具の銀ろう付けがよく知られていたため、機械技術者はなんとなくコストが高い、強度が弱いと考えろう付けの採用をためらいがちでした。」
ですが、銅ろう付けなどの発達により、コストが安く強度が高いことが認識され、近年では機械部品製造におけるろう付けの採用が盛んとなりました。
動画で見るろう付け
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